本文へスキップ

楽古文
重要敬語 つか(う)まつる



 つか(う)まつる
  「仕ふ」「す・なす」の謙譲語
  
「つくる」「吹く」「詠む」などの謙譲語 
   
謙譲の補助動詞

   「つかうまつる」は「つかへまつる」の変化したもの。「仕ふ」の謙譲語(お仕えする)、
   「す・なす」の謙譲語(いたす)、「つくる」「吹く」「詠む」などの謙譲語として用いられた。
   また、謙譲の補助動詞としても用いられた。「つかまつる」も同様の意。

   

   

   例1:つかうまつるべき人々みな難波まで御送りしける。         (「仕ふ」の謙譲語)
      
(お仕えすべき人々は、みんな難波までお送りした。)

   例2:さがなきわらはべどものつかまつりける、奇怪に候ふことなり。   (「す」の謙譲語
      
(いたずらな子どもたちのいたしましたことで、けしからんことです。)

   例3:つかうまつり給ふ、いとおもしろし。              (「吹く」の謙譲語)
      (笛をお吹き申しあげなさるのは、たいそう風流だ。)

   例4:
やがて御送りつかうまつらむ。                  (謙譲の補助動詞)
      
(そのままお送りいたしましょう。)

ナビゲーション